二つの損失上限

日次と全体の損失枠が分かると、同時保有や日をまたぐ取引を、プランの条件にどう組み込めるかが見えてきます。日次・全体の両方に失格ラインを設けるプランでは、それぞれの上限が適用されます。全体では利益が出ていても、その日の損失だけで失格になる場合があるのはこのためです。

同じ5%でも、何に掛けるかで損失の余地は変わります。前日の残高、当日のエクイティ、初期残高では、計算のもとになる金額が違うからです。

残高と含み損

残高は主に決済済みの損益を反映し、エクイティには保有中の含み損益も加わります。「まだ切っていないから大丈夫」とは限りません。途中の含み損も、あなたのドローダウンに入る方式があります。

例えば残高が100万円で、保有中の含み損が3万円なら、単純化したエクイティは97万円です。複数のポジションを持つ場合は、含み損益を合算して損失の余地を確認する必要があります。これは説明用の例であり、手数料などの扱いは各社で異なります。

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デイリーロス

1日あたりの制限です。

全体損失

口座全体の制限です。

基準額の更新

日次の基準が決まった時刻に更新される方式もあれば、残高の増加に応じて全体の損失ラインが動く方式もあります。会社やプランが違えば、同じ「最大損失」でも計算方法は同じとは限りません。

日次基準のリセットは、取引中やポジションの保有中にも起こります。サーバー時刻と日本時間のずれも、ポジション管理に関わります。

取引履歴との照合

損失判定には、決済後の最終損益だけでなく、取引中の含み損益が使われる方式があります。最終的に利益になったトレードでも、途中で失格ラインに触れていたら評価を続けられない場合があります。

失格ラインを、ストップロス注文の代わりにはできません。急変時や流動性が薄い時間には、想定した価格で決済されないこともあります。

出典と公式情報

確認日:公式資料 2026年10月28日